活動報告

福島県漬物協同組合の活動内容をご紹介

活動報告

土湯温泉観光協会 会長 渡辺さまによる講演
「土湯温泉観光協会の震災から復興への取り組み」の所感

2017年6月7日
福島県漬物協同組合理事長 菊池利幸

 
平成29年5月9日、東北漬物協会通常総会を土湯温泉で開催し土湯温泉観光協会 会長 渡辺さまによる講演「土湯温泉観光協会の震災から復興への取り組み」を聴講しました。
 
復興への土湯温泉全体の取り組み方は、

  • 今の弱みをしっかり把握(課題を整理)
  • それでは今後どうしたらいいのか(施策を検討)
  • 多方面から考える(課題と施策を多方面から分析)

 
これらが始まりだったようです。
震災の復興交付金を、たんなる穴埋めに利用するのではなく、将来を見据えた事業としての活かし方を考えておられました。
 
現在、進めている事業は、土湯温泉に豊富にある「温泉」と「水源」を活用した再生可能エネルギー・温泉熱を利用した「バイナリー発電」への取り組み。そして、温泉熱と冷却水の利活用による「産業創出」でした。
 
主な取り組み

  • 水と温泉から生まれる再生可能エネルギー体験ツアー
  • 福島県「若い力による風評被害対策提案事業」として、福島学院大学とのコラボによる土湯温泉「若旦那図鑑」の発行
  • 土湯小学校児童の意見と、テレビ大阪たこまるくんから生まれたゆるキャラ「きぼっこちゃん」・・・等

 
魅力ある観光地づくりを目指し、将来に向けて様々な取り組みを邁進している土湯温泉観光組合。
私共、福島の漬物・食品業界もどうしたら不幸な環境から脱却できるのかを、あらためて皆で協力しながら知恵を出し合って将来にわたって取り組んでいこうではありませんか。