組織概要

福島県漬物協同組合について

メッセージ

福島県漬物協同組合 理事長 菊池利幸

理事長 菊池利幸

第6回
挨拶(暑中お見舞い申し上げます)

 

2018年8月24日
福島県漬物協同組合 菊池利幸

 
 
 
 暑中お見舞い申し上げます。日ごろより福島県漬物協同組合に対しまして格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 今年は、各地で大災害の発生が続いております。東日本大震災を経験している私達は、被災地の皆様の心痛と、現実の大変さ、お察しいたします。
西日本の大災害は、私達を七年前に記憶を引き戻す出来事です。あらためて、お見舞い申し上げます。
 私たちが被災した大震災から丸七年が過ぎました。ハード面の復興も、進んでおりますが、依然として故郷に帰還出来ない避難者は四万人を数え、原発事故の不条理は福島県民に重くのしかかっております。
農林水産省が三月に公表した業者対象の流通実態調査結果では、風評が根強く残る現状が改めて浮き彫りになりました。他県産の食材に入れ替えられた商品棚に再び県産品を置くのはそう簡単ではなかったということではないでしょうか。そのような現状ではありますが、私達組合では、福島県の県政運営の基本の一つである「進取果敢」強い決断力で新たな分野に取り組む姿勢方針のもと、福島県中小企業団体中央会の企画を受けて福島県の味噌醬油工業協同組合、酒造協同組合、漬物協同組合による、発酵食品関連の三組合による合同商談会を今年11月に開催されることとなりました。
今年4月の漬物グランプにおいては、福島明成高校の漬物研究班の皆さんが、日本一に耀きました。この事は、私達にとっても大きな励みになっております。そして、このたび、TOHOKU地域ブランド創生支援事業の採択を受けることができました。この事をしっかりと受け止め、組合企業一丸となって、県産品の魅力と安全性を浸透させ、「福島ブランド」を定着出来るように取り組んでいきたいと思います。
これからも、業界各位の皆さまのご理解とご協力をお願いするものであります。最後になりましたが、暑さ厳しきおり、皆さまのご健勝とますますのご発展をご祈念申し上げ暑中のあいさつとさせていただきます。