組織概要

福島県漬物協同組合について

メッセージ

福島県漬物協同組合 理事長 菊池利幸

理事長 菊池利幸

第9回
令和2年 年頭所感

 

2020年1月1日
福島県漬物協同組合 菊池利幸

 
 
 
 明けましておめでとうございます。関係官庁をはじめ、業界の皆様には平素より大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。
 
 福島県漬物協同組合各企業の皆様の協力のもと、TOHOKU地域ブランド創生支援事業の研修会等も終了させて頂くことができました。
 
 一昨年来、継続して支援を受けて参りました研修会の目的は、「福島の漬物」をいかに継続して売っていくかであります、それには、「気づきの力」を磨き、組合員各社の皆様とともに「みんなが集まって行動を起こす事により、成し遂げられる力」を学ばせていただきました。
 
 このように、皆んなで研鑽を積んで、何とか、販売に結びつけようとしている日々ではありますが、またもや、自然の猛威が大きく前に立ちはだかりました。昨年の台風は、福島の地にも大変大きな被害をもたらしております。温暖化のツケが毎年、私共の目の前に大きな爪あとを残していきます。夏の胡瓜の栽培、秋の大根の栽培への影響は、大変、深刻な問題となっております。漬物製造販売を継続して行くには、原料野菜の確保が何と言っても重要な事であります。私共の、「福島の漬物」を継続して販売したくとも、原料野菜なくしては出来ない訳であります。
 
 このような、厳しい現実をしっかりと受け止めて、今年も、組合員企業の皆さまと共に、毎回の研修会等で確認させていただいております、安全、安心への意識を高め、商品づくりに精進して参りたいと思います。
 
 最後になりましたが、今年も、関係各位様のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げるとともに、業界各位の益々のご繁栄を祈念申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。